
ロト6やロト7、ナンバーズなどの数字選択式宝くじについて、「予想の通りに買うだけで当たる」と謳うサイトの被害相談が届いています。
今回は、「ハイテク時代到来!今までのロト投資に革命を!」とアピールし、独自のAIや情報網を駆使して投資成功をサポートすると集客を行う予想サイト「シークレットベース」の内容や、一般的に考えられるリスク、返金に向けたポイントについて考察していきます。
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「シークレットベース」はどんなサイト?



「シークレットベース」は、宝くじに関する専門的な知識がなくても、最新のAI技術や「サンクチュアリ」と呼ばれる実力者12名からの予想を受け取ることで、安全に安定した成功を手助けできるとアピールしている予想サイトです。

「人生の一発逆転を夢見ている方大歓迎!」「知っている人にしか分からない真実が確かに存在します!」といった、利用者の期待を大きく高めるキャッチコピーが掲げられています。
サイト上に開示されている情報や宣伝手法を詳しく見ていきましょう。
サイト基本情報・特商法表記

運営会社情報
| サイト名 | シークレットベース |
| URL | https://zodiac-sb.com/html/PC/default/lp/lp01.html |
| 販売業者 | シークレットベース |
| 所在地 | 東京都港区高輪4-23-6 |
| 運営責任者 | 長瀬 竹千代 |
| 電話番号 | 03-6230-9435 |
| メールアドレス | info@zodiac-sb.com |
| 法人番号 | 不明 |
インターネット上で有料サービスを提供する場合、運営者の情報を正確に記載することが義務付けられています。
上記の表は、サイト内で確認できる特定商取引法に基づく表記より一部を抜粋しています。ここで着目したいのは、会社名が「株式会社」や「合同会社」などの法人格を持たない「シークレットベース」という名称で記載されている点です。また、代表者名が個人の氏名となっていて、運営元が実在する企業なのか、個人なのかがあいまいな状態となっています。

運営元の実態が掴めない状態で高額な金銭をやり取りすることは、万が一トラブルが起きた際の連絡手段を断たれるリスクが高いといえます。
会社所在地
「シークレットベース」の特商法表記のページには建物名の記載はありませんでしたが、「東京都港区高輪4-23-6」を調べたところ「ハイホーム高輪」という分譲賃貸マンションがヒットしました。
この建物内には、バーチャルオフィス・レンタルオフィスの運営会社があることが判明しました。
悪質なサイトの運営者は、決して広いとは言い難いアパートやマンションの住所を会社の所在地としていたり、バーチャルオフィス(レンタルオフィス)の住所を借りて法人登録しているケースが非常に多いです。
バーチャルオフィスの利用自体に法的な問題はありませんが、実際の拠点を特定されにくくするための対策である可能性がありますので、このケースにあてはまったら注意しましょう。
サイト上でアピールされる当選実績について



「シークレットベース」のランディングページ(LP)では、利用者の期待を煽るような数値データやキャッチコピーが並べられています。
- 予想不的中時 全額補償 プランご提供
- 宝くじ投資の経験、特別な知識など、新しく何かを覚えなくてもシークレットベース全体で徹底サポートいたします。
- 始めたその週から「安定」して「長期間」にわたって投資成功のサポート体制完備で安心、安全。
- 最初の1ヶ月で+50万~300万円
- より安全に安定した投資成功を手助けする洗練された予想
- その確かな実績がここにあります!
- 有料サービス利用会員の8割以上が3回以内に投資成功
結果を約束するような断定的な表現や、誰でも簡単に結果が出るかのような、利用者の冷静な判断を鈍らせかねない表現も見受けられます。
客観的な抽せん結果の証明書や公的な記録が提示されているわけではないため、これらの実績の裏付けについては慎重に見極める必要があるでしょう。

利用者の射幸心を煽るために、架空の実績を掲載しているとみられるケースは少なくありません。
「宝くじ投資」と謳いながら「返金不可」とする矛盾
利用者が「シークレットベース」に興味を持つ要因の一つに、「AI活用」や「サンクチュアリ」という専門家集団の存在による再現性への期待が挙げられます。しかし、サイトの利用規約や免責事項に記載されている内容については、注意深く確認しておくべき点があります。
「的中を保証しない」「返金不可」という記載

ページの下部にある免責事項をよく見ると、以下のような文言が記載されています。
【注意事項】
※宝くじの購入は個人の責任において行ってください。
※サイト内に掲載している画像は全てイメージ画像となります。
※情報料はあくまでも分析的調査費用であり、的中を保証するものではありません。また、当社の情報利用により生じたいかなる損害について、一切の責任は負いかねると共に、情報提供結果に関わらず返金返品は一切お断りしております事を予めご了承下さい。
LP上では「不的中時全額補償プランご提供」と安心感を煽りながら、結果に対する責任を一切負わず、いかなる場合も返金しないという姿勢をとっている点には注意が必要です。
また、サイト内の掲載画像は「全てイメージ画像」という一文から、サイト上で紹介されている体験談や当せん実績が実在のものなのか疑わしくなります。
「打消し表示」として問題視される可能性
LPの目立つ場所で「会員の8割以上が3回以内に投資成功」「全額補償」と大々的にアピールしながら、利用規約やフッターの小さな文字で「いかなる結果も保証しない」「返金不可」と記載する手法があります。
これは、消費者庁のガイドラインでも問題視されている「打消し表示」にあたる可能性があります。
消費者が受ける「利益が得られる」「補償がある」という印象と、実際の免責条項が大きくかけ離れている場合、たとえ規約に返金不可と同意させていたとしても、景品表示法上の不当表示とみなされる可能性が残ります。
外れても次々と別のプランへ案内される傾向
予想が外れた際、「今回はイレギュラーな結果だった」「次はより精度の高い特別プランがあるため取り返せる」などと担当者から連絡が届くケースが見受けられます。外れたことに対する補填を理由に、さらに別の有料プランの購入を提案される手法は、この種のサイトでよく見られる傾向のようです。

悪質な宝くじ予想サイトの詳しい手口や、危険なサイトを見分けるためのポイントは以下の記事にまとめています。
ぜひあわせてお読みください!
そもそも宝くじの当選番号は予測できるのか
悪質なサイトの巧妙なトークを聞いていると、「独自のアルゴリズムや特別な情報があれば当たるのではないか」と思わされてしまうことがあります。
しかし、宝くじの構造から冷静に整理すれば、事前の予測がいかに不可能であるかがはっきりするはずです。
みずほ銀行が公式に発表している注意喚起
宝くじの発売元であるみずほ銀行は、公式サイトで次のように注意を呼びかけています。
「ロト6の抽せん結果を事前に教える」などとかたり、金銭をだまし取る事件が全国で発生しています。全ての宝くじの抽せんは、公開のもと厳正かつ公正に行なわれており、事前に抽せん結果がわかるなどということは絶対にありません。宝くじの発売元である全国都道府県と20指定都市で構成される全国自治宝くじ事務協議会および関係諸団体は全国の警察と連携し、宝くじをめぐる詐欺の被害にあうことの無いよう注意を呼びかけています。
ロト6をめぐる「詐欺」にご注意ください|みずほ銀行
https://www.mizuhobank.co.jp/takarakuji/warning/loto6attention.html

ロトやナンバーズの抽せんは、公開の場で専用の抽せん機を用いて完全な無作為(ランダム)に行われているため、統計分析や独自の予想理論によって当選番号を事前に導き出すことは理論上不可能とされています。
「当たる」「稼げる」ことを確実であるかのように謳う表示があれば、この前提と矛盾しているのです。
比較検証ブログの評判や口コミに惑わされないで
ネット上で宝くじ予想サイトの評判や口コミを検索すると、「実際に検証してみたら本当に当たった優良サイト」「おすすめランキング1位」といった肯定的な記事がヒットすることがあります。
しかし、インターネット上にある「実際に検証してみたら当たった」という評価ブログの中には、アフィリエイト報酬を目的としたものや、サイト運営側と関連性のあるものが含まれている可能性も否定できません。情報を鵜呑みにせず慎重に判断することが大切です。
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法的な観点でのチェックポイント
サイト側が行っている勧誘や情報提供の手法によっては、複数の消費者保護法令に抵触する可能性が考えられます。具体的には、以下のようなケースに注意しましょう。
景品表示法 第5条(優良誤認・有利誤認)
事前予測が不可能な宝くじについて、あたかも高確率で的中するように装ったり、画像がイメージに過ぎないにもかかわらず客観的根拠のある実績であるかのように提示する行為
特定商取引法 第12条(誇大広告の禁止)
著しく事実に相違する表示や、実際のものよりも著しく優良・有利であると誤認させる広告の掲載
消費者契約法 第4条1項2号(断定的判断の提供)
ロトやナンバーズで『当たる』『稼げる』など、不確実な当選結果について確実であるかのように告げる
消費者契約法 第4条1項1号(不実告知)
客観的根拠のないフィクションの実績やイメージ画像を用いたり、「不的中時は全額補償」と告げながら、現金返金を行わずポイント付与に限定したりするなど、重要事項について事実と異なる説明をする
事実と異なる説明や、誤認を招く表示によって契約してしまった場合には、消費者契約法に基づいて契約を取り消し、支払った費用の返還を求められる可能性があります。

「いかなる理由でも返金には応じない」などと記載があっても、返金の可能性が完全になくなるわけではありません。
情報料を支払ってしまった場合は?
もしすでに宝くじ予想サイトへ課金してしまい、不安を感じている場合は早めの対処が必要です。
ここでは、返金へ向けた具体的なステップと注意点を解説します。
退会申請は行わず証拠を確保する
騙されたのではないかと感じた際、怒りやショックからすぐに退会手続きをしたくなるかもしれませんが、自己判断で退会やアカウント削除を行うことは絶対に避けてください。
退会してしまうと、過去の購入履歴、案内された的中実績、担当者とのメッセージ履歴などが確認できなくなり、返金交渉を行うための重要な証拠が失われてしまう恐れがあります。
以下の情報をスクリーンショットなどで保存し、弁護士などの専門家に相談するまではアカウントをそのまま残しておくことが重要です。
- サイトのトップページ、特商法表記、利用規約
- 「高額当選確実」「不的中完全補償」といった文言が記載された箇所
- 担当者から届いた案内メール、メッセージ履歴
- 銀行振込の明細書、クレジットカードの利用明細
証拠が少なくても諦めずに相談を
もし、「やり取りのメールをすでに消してしまった」「手元に振込明細が1枚しかない」という場合でも諦める必要はありません。
弁護士が介入することで、振込先の口座情報や決済代行会社の記録から取引履歴を照会し、返金交渉を進められるケースがあります。手元にあるわずかな手がかりからでも調査は可能ですので、まずは専門家に状況をありのまま伝えることが大切です。

相談料や着手金が無料で「完全成功報酬」で対応してくれる弁護士を選ぶことをおすすめします。
もし、いきなり弁護士に相談するのはハードルが高いと感じている方は、アプラボ!にご相談ください。
返金請求の際に重要な証拠についての詳しい説明や、弁護士選びのポイント・完全成功報酬とは?など、被害回復に向けた無料のアドバイスを差し上げることができます。
利用した宝くじ予想サイトが怪しいかもしれないと思っている段階でもかまいませんので、ぜひお早めにお話をお聞かせください。
被害が大きくなってしまう前に、早めの行動がおすすめです。

決して1人で抱え込まずに、相談してくださいね。
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